●講師紹介●

 富山古楽協会が招聘する講師の紹介です。

チェンバロ
有田 千代子(ありた ちよこ)
 桐朋学園大学にてピアノを井口秋子、チェンバロを故鍋島元子、室内楽を齊藤秀雄に師事。
 1973年、ベルギーのモンス王立音楽院へ留学。チェンバロをロベール・コーネン、ソロと室内楽をヴィーラント・クイケン氏について研鑚を積む。
 1974年に栄誉賞つきプリミエ・プリで卒業。さらに1977年に最高栄誉賞つきハイ・ディプロマを授与された。
 帰国後は、日本を代表するチェンバロ奏者としてソロやアンサンブルに活躍。かたわら国立音楽大学、桐朋学園大学で講師をつとめる。東京バッハ・モーツァルト・オーケストラ、メンバー。
平井 み帆(ひらい みほ)
 富山県出身。5歳よりピアノを始め「桐朋学園子供の為の音楽教室」で学ぶ。桐朋女子高等学校音楽科を経て桐朋学園大学音楽学部ピアノ科、同大学研究科(チェンバロ専攻)修了。ピアノを川島伸達氏、チェンバロを有田千代子氏、室内楽を有田正広氏らに師事。在学中より演奏活動を始める。1994年より、オランダ、デン・ハーグ王立音楽院に留学、チェンバロをジャック・オッホ氏、室内楽をクイケン兄弟らに師事。ヨーロッパ各地で演奏活動を展開する。
 1997年からは拠点を日本に移し、各地でコンサート、レコーディング活動、テレビ、ラジオへの出演等、活発な演奏活動を行っている。第8回富山県新人演奏会最優秀 賞、県知事賞、北日本新聞音楽奨励賞を受賞。
 バロックアンサンブル「ラ・フェート・ギャラント」、1600年ごろのイタリア音楽をレパートリーとするグループ 「ネーモーコンチェルタート」のメンバー。又、「コンヴェルスム・ムジクム」のコンサート、レコーディングにも参加している。
2004年9月、アントレ古楽コレクションズよりソロCD「アフェッティ・カンタービリ」(EBM-204014)をリリース。音楽誌各誌において高い評価を受ける。又、リコーダーとのデュオによる「イタリアバロック音楽の変遷」シリーズも企画し、研究、演奏を通して17、18世紀のイタリア音楽の魅力を探っている。
フラウト・トラヴェルソ
有田 正広(ありた まさひろ)
 1972年桐朋学園大学首席卒業。同年、日本音楽コンクールで第1位獲得。翌年、ベルギーのブリュッセル王立音楽院留学。1975年、同音楽院をプルミエ・プリにて卒業。同年ブルージュ国際音楽コンクールのフラウト・トラヴェルソ部門で第1位となる。
 1977年、オランダのデン・ハーグ王立音楽院に入学し、半年で最高栄誉賞つきソリスト・ディプロマを得て卒業。1974年からはコレギウム・アウレウムのメンバーとして、欧州、日本などで活動。帰国後もブリュッヘン指揮18世紀オーケストラの欧州ツアーや、クイケン兄弟との共演、ピノック指揮イングリッシュ・コンサートの日本公演にソリストとして招かれるなど、内外の名手たちと盛んに共演。
 1985年「ドイツ・バロックのフルート音楽」でレコード・アカデミー賞2部門と文化庁芸術作品賞を受賞。1989年、東京バッハ・モーツァルト・オーケストラの指揮者としてその結成記念公演を行い絶賛された。
 また、リサイタルや室内楽シリーズでも意欲的なプログラムを組み、フルート奏者としての活動はめざましい。1990年、サントリー音楽賞受賞。最近では、作曲家それぞれの時代のフルート数本を吹き分ける無伴奏リサイタルなど、特筆すべき活動を数多く行なっている。昭和音楽大学教授、桐朋学園大学古楽器科講師。
ヴィオラ・ダ・ガンバ
平尾 雅子(ひらお まさこ)
 京都に生まれる。国立音楽大学楽理科卒業。ヴィオラ・ダ・ガンバを大橋敏成、音楽学を高野紀子の各氏に師事。スイスのバーゼル・スコラ・カントルムにてヴィオラ・ダ・ガンバをジョルディ・サヴァル、室内楽をジャネット・ファン・ヴィンゲルデンの各氏に師事。ソリスト・ディプロマを得て同校を卒業後、オランダのデン・ハーグ王立音楽院にてヴィーラント・クイケン氏に師事。
ヨーロッパ各地において演奏活動を行うとともに、1980年までサヴァル率いるアンサンブル「エスペリオンXX」のメンバーとしても活躍した。帰国後は、多数のリサイタル、室内楽コンサート、レコーディングで内外の名手と共演。フランスのサンフロラン、イタリアのウルビーノをはじめとする数々の国際古楽フェスティヴァルに招聘出演している。また、舞踏付きルネサンス音楽「信長公御所望の南蛮音楽と舞踏」など、コンサートの企画構成の仕事も積極的に行っている。
京都市立芸術大学非常勤講師。
バロック・リコーダー
小池 耕平(こいけ こうへい)
 1963年福岡市生まれ。修猷館高等学校卒業。九州大学文学部西洋史学科に進学し、在学中より演奏活動を始める。卒業後、桐朋学園大学音楽部研究科(古楽科リコーダー専攻)にて、リコーダーを花岡和生に師事。また、有田正広、本間正史、ワルター・ファン・ハウヴェ、ブルース・ヘインズらのレッスンも受ける。
 1992年以来、東京において毎年リサイタルを開催する他、全国各地でソロあるいはアンサンブル等による様々な演奏活動を展開している。古楽研究会オリゴ・エト・プラクティカ嘱託講師。
バロック・ヴァイオリン
戸田 薫(とだ かおり)
 愛知県出身。東京藝術大学卒業。ヴァイオリンを若林正伸、林 茂子、景山誠治の各氏に師事。大学時代よりオリジナル楽器演奏に魅かれ若松夏美女史にバロックヴァイオリンの手ほどきを受ける。東京バッハ・モーツァルトオーケストラ、バッハ・コレギウム・ジャパンなどの主要オーケストラの活動に参加。1992年山梨古楽コンクールで最高位受賞。同年オランダへ渡り、デン・ハーグの王立音楽院にてシギスヴァルト・クイケン、エリザベト・ウォルフィッシュの各氏に師事。96年ディプロマを取得し卒業。
 これまでにラ・プティットバンドをはじめとし、アンドレア・ショル、アニュエス・メロンなどヨーロッパ全般にわたって多くのミュージシャンとも共演してきた。現在は活動拠点を日本において活動。
室内楽
中村 忠(なかむら ただし)
 中学生の頃からフルートを始め、後に斉藤賀雄氏に師事。高校生の頃、オリジナル楽器によるバロック音楽の演奏に惹かれ、78年よりフラウト・トラヴェルソを有田正広氏に師事。桐朋学園大学古楽器科にてトラヴェルソを有田正広のほか、室内楽を花岡和生、本間正史、鍋島元子の各氏に師事、在学中はF.ブリュッヘンの指導も受ける、1983年、同大学を卒業、翌84年、同大学研究科修了。
 卒業後はソロや室内楽を中心に、オーケストラでも「東京バッハ・モーツァルト・オーケストラ」などに参加、積極的な活動を展開している。
 1987年、ブルージュ国際音楽コンクールに入選。現在は、「札幌古楽の夏音楽祭」や「都留音楽祭」などの講習会で講師を勤めるなど、後進の指導にもあたっている。
 ソロCDに「C.P.E.バッハ、青年時代のフルート音楽」、ビデオに「演奏法とその音楽」がある。

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